会報『かぬち』11号(2007年5月発行)

CONTENTS

02) 支部長挨拶 (慶佐次操)
03) 任をおえるにあたり (国場幸房)
04) 海外視察
06) JIA沖縄支部会員名簿
12) J+A(ジュア)活動報告書
14) 第10回卒業設計作品選奨

 

ベトナム視察旅行  當間 卓

視察参加メンバー16人
山城東雄 野原勉 福田俊次 與儀清三 大浜文雄 嘉数芳則 島田潤 久高多美子 外間勉 當間卓 慶佐次操 竹下紀彦 仲本典充 上原政宏 真玉橋朝明 垣花武彦

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JIA沖縄支部では、2年に一度海外視察旅行が行われている。  今回は4月11日~15日の4泊5日の日程でベトナム社会主義共和国を視察した。 訪れたのは北部にある首都ハノイ、世界遺産の古都フエ、中部最大の都市ダナン、かつての海上交易の中継地ホイアン。 中国(1000年間)、フランス(80年間)の支配、1975年に30年にも及ぶベトナム戦争の終結を経て、 現在は、市場経済の導入により近代化されつつある街並みが急激な経済の発展を物語っている。 また、文学や絵画にも自由な気風が感じられるベトナムの現在を報告する。  ベトナムの人口は8,300万人。首都はハノイは300万人を占める。亜熱帯気候に属するハノイは、10℃~33℃と沖縄によく似た気候だ。 到着した日は、肌寒い程でメンバーのほとんどがジャケット着用であった。 郊外は田園風景が地平線まで広がり、農業国であることが分かるが、一端市内に入ると人・車・バイクの大洪水で暗黙の交通ルールがあるらしい。  市内中心部を流れるフォン川(紅河)を核に、いたるところに湖・沼が点在し市民の憩いの場となっている。 建物は殆どが低層で原色に近い鮮やかな色どりの街並みである。  近年の建物はRC造のラーメン構造に、外壁を通気口のあるレンガを積みモルタルで仕上げたものだが、地震がないということで柱・梁もかなりきゃしゃである。

 

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