日本建築家協会沖縄支部長 挨拶

日本建築家協会 初代沖縄支部長 又吉清春  

沖縄支部の広報誌が発刊されるにあたり、ごあいさつを申し上げます。支部が発足して早くも10ヶ月を迎え、広報誌の発行が急がれていたところですが、親泊仲真広報委員長をはじめ委員の皆様のご尽力により、発刊に至ったことに対し心から感謝申し上げます。  

沖縄支部の設立総会、式典、祝賀会も昨年6月12日に全国から多くの皆様のご参加のもと、盛大に開催されたのもつい昨日のことのように思い出されるところであります。  

これも、鬼頭前会長、中田専務理事、穂積会長をはじめ、また歴代の会長、理事の皆様のご理解とご協力があった賜物と改めて感謝申し上げます。  

沖縄支部は、少人数の支部のため、本部をはじめ関東甲信越支部や他の9支部の皆様に財政上影響を与え、ご迷惑をお掛けし、また、諸々の面でご協力とご理解を賜っていることに対し、心から感謝を申し上げます。このことを心にとめ沖縄支部の活動を活発にしていくことが、皆様に対するご恩返しができ、また、JIAの発展につながるものと考えております。小さい支部は、それなりに活動し、沖縄から全国に発信できる支部活動を心がけていければと思います。沖縄県建築士事務所協会、県建築士会とも協調し、協力し合いながら事業を進めていきたいと思います。  

そのことが、沖縄での建築文化の発展に寄与するものと考えております。今後の課題としてこの広報誌を通じてJIAの県内での認知、活動に対するご理解を広くもとめていけるものと確信いたしております。  

この広報誌が将来的には広く一般市民に読まれるものとなることを期待しております。そのためにも、会員の増強を図り足腰を固める必要があると考えております。当面の目標として60名に達することだと思います。

また、この支部活動をご支援いただくために賛助会員の増強も必要と考えております。このような目標を達成していくためには、支部会員を中心に会員各位のご理解と積極的なご協力が必要と思われます。

今後とも、皆様方のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げ、広報誌発行にあたってのごあいさつといたします。